ガンバ・ピルピルの秘密

今日のお昼は「ガンバ・ピルピル」(エビのピルピル煮)を作りました。
この料理、スペイン全土でポピュラーですが、本当の「ガンバ・ピルピル」が食べられるレストランはなかなか出会えません。多くのスペイン人にもたぶん、ただの「唐辛子入りにんにくとオリーブオイル煮」だと勘違いされているようです。
かくいう私も、あるレストランで本物と出会わなければずっとそう思っていたことでしょう。
その作り方の秘密がなかなかわからなかったのですが、「バカラオ・アル・ピルピル」を作るようになって、はたと気が付きました。
オリーブオイルは極弱火で素材を煮ると、オイルそのものが見事!ソースに化けることに(驚)
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材料(直径15~17cmの煮込み用陶器かフライパン用)
むき身で6cmほどの生エビ  15匹ほど
にんにく               6カケを筋目を入れて固まりのまま。
E.X.V.オリーブオイル      1cm強ほどの海になるよう。
塩                  少々
チビ唐辛子             お好み(2本くらい。うちはくうまがいるから一かけ)

c0009070_5572688.jpg陶器かフライパンにオリーブオイル、にんにくと唐辛子を入れ、極弱火にかける。
オイルが温くなってきたら、生エビを放り込みます。
そのまま、1時間くつくつ煮込むだけ。
途中でエビの甘みを引き立たせるくらいの少量の塩を入れます。

・・・これだけです。
とっても簡単なのですが、これが仰天するほどエビの旨みが凝縮されたソースに、オリーブオイルが化けちゃうんですっ。
いや、これは本当に皆びっくりすると思いますよ。
バカラオ・アル・ピルピルのレシピを書いた時、作って下さった方々を見ていて思ったのですが、にんにくがカリカリになっては火が強いです。
c0009070_617322.jpgにんにくが煮えてトロンと柔らかくなるような、フツフツ小さな泡が出続けるくらいの極弱火じゃないと。
エビからエビ汁がオイルに溶け出して混ざり合い、澱が沈んでいきます。
オイルがどんどんエビの色が溶け出して赤くなっていき、そして・・・!(驚)
是非是非作ってみて下さいっ。
スペイン料理、なかなか侮れません。素材の味をこんなに生かすってすごいです。
c0009070_6174631.jpgということで、本日のお昼は
「ガンバ・ピルピル」とソラマメの塩ゆで。
大好物ばかりで、今日もニコニコです(好物多いんですが 笑)
・・・顔が汚いのは、見なかったことにしておくんなまし~。
午前中一人で静かに遊んでいると思ったら、禁断の油性マジックをこっそり盗み出して顔に描きまくっておりました(絶句)
石けんで擦りまくったのにキレイに取れなかったの・・・(涙)

ところでこの「ガンバ・ピルピル」、パンでソースをつけつけ浸して食べるときが、もっとも幸せな瞬間。
余すことなく食べて下さい。ダイエットなんて明日からやればいいのさっ(苦笑)
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なんでも拾ってため込む癖のあるくうま。
錆びたボルト、落ち葉、壊れたイスの脚、
ナメクジ・・・
私が料理している間に、外に出て行く音がしたと思ったら、今日はどこからかお花を見つけてきたようで、ビンに活けて食卓に飾ってありました。
もう1年ほど私は食卓に花など飾った覚えがないので、幼い頃の記憶が残っているのか、幼稚園で習ったのか・・・。
なんにしろ、4才ってこんなことするのかぁと、ちょっとびっくりしました。
そして嬉しかったです。うふふ。



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by africaesp | 2005-03-20 08:22 | 食べる話

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaesp