「ありがとう」ってこと。

「ありがとう」はスペイン語で「グラシアス」です。
くうまはこの言葉をスペイン語から入りました。
アンダルシアでは「オラ!」と「グラシア(スはアンダルシアでは発音しない)」を一日中使う。
「オラ!」はコンニチワの意味合いですが、もっと気軽。「やあっ」くらいかな。
「グラシア」もありがとうの意味だけど、もっと軽いです。
スペイン人は、腹たつほど謝らないけれど、お礼は気持ちいいほどたくさん言ってくれます。
くうまにも、これだけは常に言い聞かせているし、私達も癖になっている。
ちょっとした顔見知り全員に「オラ!」、目のあった人にも「オラ!」って言うこと。
あめ玉もらって「グラシア」、ハンサム君って褒められて「グラシア」、譲ってもらって「グラシア」、させてもらって「グラシア」。
これが最近、この「グラシア」をくうまは日本語に置き換えるのですが・・・。

例えば、お米とぎを手伝ってもらったりすると、それがとても嬉しかったようで
「ママ、お手伝いさせてくれて、どうもありがとう」と丁重に感謝してくれます。

ご飯を作る前にくうまの希望を聞いてあげると、
「パパ、カレーを作ってくれてありがとう」とふかぶかと感謝してくれます。

他に「おもちゃ買ってくれて、ありがとう」とか「一緒に遊んでくれて、ありがとう」とか。

c0009070_18382061.jpgこれ、スペイン語で言われると、もっと軽ーい感じになるんですが、
日本語にするとやたらと、こそばゆい気が・・・。
感謝の気持ちを言うこと自体はいいことなんでしょうが、なんだかバカ丁寧じゃないですか?
なんとなく、日本だと普通はここまでいちいち、お礼言わないで、たぶん「うれしいな~」って言う?
なんか、スペイン人と日本人の小さな感覚の違いを感じています。

バイリンガルって今後、どう育っていくんでしょう。
話せるだけじゃなく、各文化に基づいた適切な言葉を、スイッチングできるようになるんでしょうか。
一つ一つ教えていくしかないのかもしれないですが。

ちなみに、くうまは「オラ!」をコンニチワに置き換えようとしたことがないです。
私自身、スペイン人に聞かれて、意味的にコンニチワだけど、感覚的なものが違うので、置き換えるのに躊躇しますが、くうまを見てて、これはやっぱり違う言葉なんだなと思いました。

さて、あと、幼稚園で最近覚えてきた言葉
「エスペラテ、ニーニャ!」これは日本でもそのまま「待ちなよっ、嬢ちゃん!」って置き換えられるんだけど、しかし、母へ使う言葉じゃないっつーの(爆)

そのうち、Barでウエイターを呼ぶときに「ヘフェ!(意訳で社長!)」って言うようになりそうですが、ここら辺のおやじ言葉は、恐ろしいことにスペイン人と日本人の感覚がぴったり一致するんですよね・・・(汗)

で、今後くうまがどうするか興味津々なのが、「グアッポ」「グアッパ」の置き換え。
ハンサム君、美人ちゃんってことなんですが、スペインでは日常語です。ラテンですから(笑)
ほとんど、言うのが礼儀と思われてるほど。
「よっ、美人ちゃん」「髪切ったの?一段と美人だね~」「待っててね、美人ちゃん」って、これがコンニチワと同じ意味だから、恐い(爆)
日本語にすると、歯が浮くでしょ?くうまは、どう頭の中で処理していくんでしょうねえ(笑)


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by africaesp | 2005-06-13 19:51 | くーま迷言

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaesp