りゅうの目のなみだ

この前、夜に「りゅうの目のなみだ」という話を読んであげました。
恐ろしい外見を持つリュウが、少年に優しい心をそそがれて心を開くというお話し。

「これまで、わしは、ただのいちども、人間から、やさしい言葉をかけてもらったことがない。
いや、それどころか、わしは、いつでも、ただ、嫌われて、憎まれどおしできたのだ」
りゅうの目からは、なみだが流れ出しました。
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こんな感じで続いていくお話し。
くうまは、じーっと聞いていました。
「可哀想だねえ。リュウはいいやつだったんだねえ。」
彼なりに、胸うたれているようでした。
読み終わって、お休みを言って部屋から出て行こうとする私に、急いで声をかけてきました。
「ママ、龍は鷲だったんだねえ。」

ここから彼が寝るまで、リュウが「わし」と自分のことを呼んだのは、リュウが鷲だからではなく、「僕」とか「俺」という意味であり、どういう人がどんなときに使うか、延々説明することになりました。(涙)
日本語は、ほんとに難しいですね。

「泣いた赤おに」 浜田廣介 小学館文庫  23篇中の一話です。
子供の時はいやというほど読んだのに、
大人になったら子供が出来るまで読むこともなくなる名作や童話は多いですよね。
浜田廣介のお話しは、改めて読むと、泣けるほど優しいお話しでした。
表題の「泣いた赤おに」の話など特に。
青おにの悲しいほどの優しさと、最後に残された青おにの手紙に、
「ママ、どうして泣いてるの?」ってくうまに心配されるほど、読んであげながら
私が泣いてしまいました。
みなさんはこの話、覚えていますか?
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by africaesp | 2005-01-04 08:29 | くーま迷言

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaesp