一番搾りオリーブオイルの季節

スペインに、絞りたて一番搾りオリーブオイルが手に入る季節がきました。
オリーブの収穫は冬なのです。
農園から集められたオリーブが、工場で絞られてオリーブオイルとなります。
(写真は、我が家にある一年たったもの。まだまだ良い色をしています)
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c0009070_17295694.jpg一番目に搾られたものだけを集めたものが、エクストラ・バージンです。
ピュアオリーブオイルや精製オリーブオイル等は加工精製されたもの。

美味しいオリーブオイルは、酸度の少なさでわかります。
スペイン産のオリーブオイルはこの表示が義務付けられているので、スペイン産なら、この数字を目安に選ぶと確実。
例えばこのボトルの0.4°は、かなりの上物の意味。

0.3°は、超最高級オリーブオイル。
私はまだ0.2°には出会ってません。
存在すれば「幻のオリーブオイル」。
当然、逆に酸度が高くなる(0.7°、0.8°・・・もっと)ほど旨みが減ります。

オリーブオイルも、ワインと同じで、猛暑で乾いた年のものほど、香りも質も高くなります。
2年前の夏の、ヨーロッパを猛暑が襲った時、スペインも相当に暑く乾きました。
その年のオリーブで作った去年のオリーブオイルは、
「0.3°に限りなく近い0.4°もの」
「0.2°に限りなく近い0.3°もの」が存在しました。

c0009070_17303350.jpg我が家は、その年の一番搾りオリーブオイルを買いに、毎年遠足に出掛けます。
スペインで、オリーブオイルの名産地といえば
コルドバ県(Crdoba)。
中でも、高品質ものを出している農園が多く集まるのはバエーナ(Baena)です。
家からちょっと遠いのですが、ぽかぽか陽気の中、オリーブの海の田舎道を行くのはとても楽しいし、今年一年ずっと美味しいオリーブオイルを楽しむためです。
なにより、ほんの数ヶ月で薄れてしまう、絞りたての香りと味を今年も楽しみたくて毎年必ず産地買いつけに行きます。
今年は、くうまの幼稚園のカーニバル(謝肉祭)が終わってからと思うので、2月の中旬くらいかな。

我が家が買うのは「German BAENA」という農園。
バエーナの中でも一番の品質を誇ってます。

その中でも、私達のお目当ては「無ろ過もの」。
無ろ過の絞りたてはサラサラで、オイルというより、オリーブの濃厚ジュースみたいで、そのまま嘗めても美味しいし、スペイン風に、バゲットに付けて塩ぱらりもまた美味しい。
実は「無ろ過」ものは、衛生上(1年前後に使い切る必要がある)の問題からスペインの法律で売買が禁止なんです。
で、小売店に出せるものは「ろ過」ものだけ。
でも、絞りたてオレンジジュースが美味しいように、オリーブオイルも本当に美味しいのは、細かい果肉の溶けたフルーティーな「無ろ過」ものなので、量産されず、代々無ろ過こそがオリーブオイルだと親しんできたアンダルシアの人々に売られ続けているわけです。


←このオリーブオイル欲しいって方、ひと押しいただけると嬉しいですっ。



ところで、もしかして本当に
無ろ過の新もの一番搾りオリーブオイルを買ってみたいと思われる方、いらっしゃいますか?

   この冬絞りたて一番搾りオリーブオイル 酸度0.3° 2.5L缶を
   希望の方に、産地直売価格+手数料12ユーロ、郵送料は自己負担
   ということで、人数的に可能なら受けてみようと思います。

   ちなみに、産地直売価格、去年は18ユーロでした。
   むっちゃくちゃ安いんです。これがっ。
   (でも、ここのろ過もの、小売店価格だと倍以上になっちゃう) 
   今年の値段は行ってみないとわかりませんが、そう変わらないと思います。

   どうせ買いつけに行くので、せっかくだからみなさんにも味わって頂きたくて。   
   スペインの旬のものが送れるのって、blogならではじゃないかと思うのです。
   さてさて、ご希望の方はコメント欄で「欲しー!」って言って下さい。

   人数や様子を見て、連絡方法、決済の方法や送り方を考えたいと思います。
   
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by africaesp | 2005-02-02 18:32 | 食べる話

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaesp