村の市場

村に一軒小さな市場があります。
魚屋が3軒、肉屋が2軒、八百屋が2軒、パン屋が一軒、チーズ屋が一軒。
全部量り売りなので、お店の人とのお喋りはつきものです。
スペインに来たばかりの頃は、これがとても苦手でした。
だいたい、ものを見てから献立を考えるので、すぐにぽんぽん買えません。
でも人が並んでないとすぐに「Que te pongo?(なにする?)」って
聞かれちゃって、あたふた。c0009070_242635.jpg
ちょっと買ってしばらくしてから、そうだあれも買えば良かったと思うのだけど、買いに戻ると、「どうして戻ってきたかっていうと」って理由を説明しなきゃいけないし、なんとなくばつが悪いし。結局違うところに買いに行って二度手間になったり。

鳥は一羽か半羽で買います。
頼めばぶつ切りしてくれますが、すぐ鳥皮を引っぺがして捨てちゃうので、
鳥皮好きの私はぼーっと待っていられません。「皮取らないでね」って頼んでも、
必ず習性で引っぺがしかけるので、見張ってなきゃいけません。

ネギも困ったことに、こちらでは買う時にネギの青い部分を手で捻り切りしちゃうのです。
そんなことすると、ネギの傷みが早くなるし、勿体ないし、第一青い部分も含めて計るから
お金はしっかり取られてるわけで。
ネギ全部持って帰るから、どこにも触らないでね!ってきつく言わないといけません。
で、やっと無傷のネギを手に入れたと思いきや、袋に入れる為に二つ折りにされてしまい、結局青いところはブツ切れ。
「絶対に切らないでね、そして折らないでね。全部長いまま持っていくから!」と
念を押し続けなきゃいけないので、ネギを買う時は今でも一番憂鬱です。

今日は、お昼にイカ墨パエージャを作るために、イカを買いに行きました。
「イカ小さめの4杯」って言ったのに、じっと見ていたら一杯余分でさらに最後に放り込んだのなんてむちゃ大きい。「最後の大きいのはいらないから」って言ったら、「あ。そう?」だなんて平然。次にアサリちょっと買って、鮭を切り身にしてもらった。
「このくらい(厚み2.5cm)のを2枚」「OK2枚ね」
魚屋のおばちゃん、切り始めたらいきなり「3枚だったね」って。
よほど今日は売れ残っているのかなと思うほどの強引さ。
悪気はないですが、ちゃっかり屋が多いのは確かです。

でも本当に悪くておつりをごまかすお店も多いので、最後まで気が抜けません。
こういう所、アンダルシアはヨーロッパよりアフリカに近いです。

そんなわけで、市場に行く時は気力が充実していないと負けます。
でも、活気があって安いし新鮮だし、市場に行くのは本当は大好きです。
[PR]
by africaesp | 2004-12-10 06:57 | 美味しい生活

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaesp