スペイン人から見た日本。

c0009070_6245522.jpg毎週金曜日の音楽の集まりで、偶然知り合ったスペイン人のルイス、なんと日本語が話せたのですっ。
こんな小さな村で、日本人なんてホントにいない所で。
素性を聞くとこれがまた面白い奴でした。
なんと、講談社のマンガスクールの奨学金でスペインから日本へ行き、有名処の漫画家K先生の下でアシスタントとして働きつつ、モーニングで連載し、自分の単行本も一冊出してるのです。
日本にいたのは1年半。その前に、テープと本で猛勉強して独学で覚えたという。
話せるばかりか、漢字まで読めちゃう。
本は大変だけど、マンガなら問題なしとか。
す、すごい。こんなスペイン人初めてです。

私のスペイン語の為に、これはやるしかないでしょうっ。交換授業。
毎金曜日午前中2時間、日本語時間とスペイン語時間を作って、勉強会をすることに。

さて、昨日は第一回目でした。
彼のカルチャーショック話で話しは盛りあがる盛りあがるっ。
日本へ行って、いきなり漫画家のアシスタントはディープですよね(笑)
朝行くと、K先生が必ず年功序列で仕事を割り振っていくそうです。
当然ルイスは新入りとして、一番最後。
K先生は、どんなに寝不足でも、絶対アシスタントを呼ぶ順番を間違えない。
そして、仕事を始めると、ごはんの時以外誰も一言も喋らないで仕事することに、驚愕しておりました。
でも、私もちょっと驚いたです。漫画界、聞きしにまさる所だ(汗)
ごはんを食べる時しか無口にならないアンダルシアの人間が、そんなところで働いて、よくぞ無事に帰って来れたもんです。
そして、もし一人でも仕事が終わらないアシさんがいたら、終わるまで動きもせず、一言も喋らず、じっと仲間全員待つ。終わると、待っていてくれた仲間に一人ずつ頭を下げて謝る。新入りのルイスにまで頭を下げる。言われるとみんな「いやー気にすんなよ」って言う。って毎日で、「ものすごく仲間思いで、素晴らしい。これが仕事をするってことか」と思ったそうな。
・・・日本、凄いです(冷汗)
アンダルシアの人は、待つの嫌い、沈黙が嫌い、謝るの嫌い、人のせいにするの得意、仲間と同じことなんて絶対できない!ですからね~(涙)
ここの人達が、どうやって仕事をしているのか、未だに謎です。

ところで、ルイスが一番不思議に思ったことは、みんな挨拶をしたがらないこと。
編集部に入っていくと、たくさんの人が机に突っ伏して寝てて、起きてても目を伏せてて、でもルイスとしては挨拶しないと居心地悪いしで、毎度困ったとか。
「日本人は、挨拶しないよね」と言われたのが、日本人としてちょっと恥ずかしかったです。
スペイン人は、必要過多なほど挨拶を交わすのです。
知らない人でも「Hola!」知ってると両頬にキスしつつ「Hola!」。
朝一番に会った人に「Hola!」店にはいるとき「Hola!」目があったら「Hola!」です。
ところで、私もいつも説明に困るのは、Hola!って、日本語に訳すと「やあ!」くらいしか
思いつかない。でも、「やあ!」って限られた人しか使ってなくないですか?
女の人は、あんまり言わない気がするし。
子供が大人に言うのも違う気がするし。
ってことで、気軽にできる挨拶の言葉ってあるんだろうかと、よく考えてしまう。
「こんにちわ」だと、「Buenos dias」。結構きちんとした挨拶となるでしょ。
こういう、気軽に使える挨拶語がないってのも、原因の一つのような気がします。

こうして、一年半後には、日本人がわかるようになったと豪語しておりました。
すごいなー、私なんて5年間スペイン人を見ているけど、どうしても理解出来ない所たくさんあるのにぃ(泣)


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by africaesp | 2005-02-06 08:52 | 母のつぶやき

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


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