スペイン風ニンニクのスープ
2005年 01月 29日
こういう日はニンニクのスープに限る!ってことで、お昼に早速作りました。
「sopa de ajo(ソパ・デ・アホ)」と言います。
経済的で身体がぽかぽか温まる冬のスープで、スペイン各地で食べられます。
うちの村にある「カモメ食堂」のニンニク・スープは絶品。これが変わっていて、普通は透明なスープですが、ここのは白いのです。
こんなソパ・デ・アホは食べたことがない。どうやって作るのかと色々レシピを探していたら、なんと日本にいる友人が、これじゃないかとガリシアの修道士様が書いたレシピを送ってくれました。作ってみたら、まさにこの味!<感謝!
色々と食べた中でこれが私の一番お気に入りのレシピです。
(三人分です)
ニンニク/ 3かけ
バゲット/ 薄切り一人二枚ずつ
オリーブオイル/ フライパンに3mmの海ができるほど
卵/ 3個
水/ スープ皿3杯分
塩・ミルク
1)お鍋で分量の水を沸騰させる。
2)フライパンにオリーブオイルを入れ、まだ冷たいうちにニンニクの薄切りを入れて、弱火でじっくりオイルに香りを移します。ニンニクが軽くきつね色になるまで。
3)沸騰しているお湯に、ニンニクごとオイルを入れる。ジューッ!て音がたまらなく旨そうっ。
4)塩で味を付けます。
5)使ったオイル付き熱々フライパンにて、パンを両面かりっと焼きます。
6)スープの火を弱中火にし、卵を落としてポーチドエッグにします。黄身が半熟くらい。
7)パンをスープの中に入れ、ちょっと火を強めて熱ーくして、火を止める。
8)冷たいミルクを注ぎます。
ミルクが冷たいのは、修道士様の趣味らしいです。熱いのが好きなら温めても。
我が家には猫舌4才児がいるので、これで温度調節してます。
ダシを入れなくてもオリーブオイルとニンニクがいい味を出すのです。
できるだけ良いエクストラ・バージンを使って下さい。
今日の付け合わせは、生ソーセージを白ワインで蒸したもの。
アボカドとモッツァレラのサラダ。ほうれん草とトマト入り
カタルーニャ産赤ワイン。
スペインで赤と言えば、リオハかリベイラ・デル・ドゥエロですが、カタルーニャもなかなか。これ、スーパーで2.5ユーロ
ニンニクのスープ、試して下され。
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by africaesp
| 2005-01-29 04:25
| 食べる話